有限会社 彦根塗装の小林です。
滋賀県大津市で外壁塗装を施工中のN様邸にて外壁の下塗り作業を行いました。
大津市は湿度が高く、冬になると比良山系から琵琶湖へ吹き降ろす比良おろしが強く、外壁に負担がかかりやすい地域特性があります。外壁の耐久性は単に塗料の種類によるだけでなく、環境要因や劣化状況・施工なども大きく関係します。
その中でも下塗りは、塗装の耐久性や仕上がりを左右する重要な工程です。今回は施工の様子とともに、下塗りの役割や重要性について、外装劣化診断士の視点から詳しくご紹介します。
本日の外壁塗装工事|滋賀県大津市
今回は、大津市のN様邸にて外壁の下塗りの塗装を行いました。
まず、高圧洗浄で外壁のコケ・カビや汚れ、脆弱な旧塗膜を丁寧に除去し、塗装箇所を綺麗にしていきます。洗浄は塗装の仕上がりを左右する需要な工程です。十分に洗浄せずに塗装すると、塗り替え後に塗膜剥離の原因となることがありますので、時間をかけて丁寧に細心の注意を払って作業を進めました。
その後、日を改めて、乾燥状態を確認した上で、窓や玄関まわりなどを養生して汚してはいけない箇所をしっかりと保護ししました。大津市は湿度が高く、朝晩の冷え込みで季節によっては外壁が乾きにくい日もあります。乾燥不足のまま塗装すると密着不良や塗膜の膨れが起こりやすくなりますので、この見極めが重要です。
下地処理|クラック補修
N様邸ではモルタルにひび割れが発生していましたので、下塗り工程の前に下地処理としてクラック補修を行いました。
下塗り
本日は下塗り作業を行いました。上塗り塗料との引っ付き(密着性)を良くする重要な作業になるので丁寧に塗装していきます。
工事期間中は、天候等細心の注意を払って作業を進めてまいります。
後日、塗料メーカーの仕様に基づいた乾燥時間を経過した後に、中塗りに入ります。
下塗りの役割│塗装の品質と耐久性は下塗りで決まる
密着性を高める接着剤の役割
下塗りは、外壁材と上塗り塗料をしっかりと密着させる「接着剤」の役割を持ちます。密着が弱いと、塗装後に塗膜剥離や膨れ、ひび割れの再発などの不具合が起こりやすくなります。
特に大津市は湿度が高く、冬は比良おろしの影響で乾燥が不安定なため、密着不良が起こりやすい地域です。だからこそ、乾燥状態の見極めと下塗りの施工品質が非常に重要となります。
外壁塗装はどんなに良い上塗り塗料を選んでも、下塗りの質が良くなければ塗料が持つ本来の性能を発揮できません。つまり、塗装品質や耐久性は下塗りの質によって大きく左右されるのです。
塗料の吸い込みを防ぎ、均一な仕上がりにする役割
外壁は経年劣化により、表面塗膜が劣化すると塗料を吸い込みやすくなります。
劣化した下地に直接塗装を行うと、色むらが発生したり、均一に仕上がらないことがあります。また、塗料メーカの仕様通りに塗装しないと十分に塗膜の性能が発揮できません。
劣化した外壁を補強する役割
下塗り材の種類によっては、微細なひび割れを埋めながら外壁を補強することができます。
特に、フィラー系の下塗り材は、ヘアクラックの補修や、外壁表面の凹凸を均す役割もします。
下塗りは単なる塗装工程ではなく、建物を長持ちさせるための大切な工程となります。
よくある質問
- 外壁塗装は何年ごとに必要ですか?
一般的に外壁塗装が必要となるのは、新築または前回の塗装から10年前後が目安です。
ただし、チョーキング(手で触ると白い粉状のものが付く)・色あせ・ひび割れ・欠けや欠損・サビ・苔・カビ・藻の発生・塗膜のはがれ・塗膜の膨れ・反りなどの劣化症状がみられる場合は、塗り替え時期のサインです。
劣化を放置すると防水性が失われます。さらに放置すると外壁材の損傷や、ひどい場合は雨漏りに至ることがありますので、早めに塗り替えることをおすすめします。
※外壁をクリヤー(透明)塗装を希望される方は、劣化してしまうと劣化箇所がそのまま透けて見えてしまいますので、劣化が始まる前(7年を経過する前)に塗装することを推奨します。
- 下塗りは1回で十分ですか?
外壁の状態によって異なります。
通常は1回塗りですが、現場調査の結果、下地の劣化状態が悪い場合や吸い込みが激しい外壁の場合は下塗りを複数回行う場合もあります。
現場を調査して、外壁の状態を確認して、最適な施工方法をご提案いたします。
- 下塗りをしないとどうなりますか?
外壁塗装のトラブルの原因の多くは、下塗り不足であることが多いです。
下塗りを省略すると、上塗りの塗料が十分に密着せずに塗膜が剥離する、ひび割れが再発する、色むらができる、早期に劣化する等の不具合が発生します。たとえ高性能な塗料を使用しても、下塗りが適切でなければ期待される本来の耐久性が発揮されません。
まとめ|外壁塗装の耐久性は下塗りと下地処理で決まる
今回は、大津市の施工現場を通して、外壁塗装の耐久性は「塗料の種類」だけでなく、劣化状況に合わせた下地処理、乾燥管理、下塗り施工などによって大きく左右されることがお分かりいただけたと思います。
湿度や比良おろしの影響を受けやすい大津市では、外壁の状態を正しく診断して、適切な下地処理を行うことが長持ちする塗装工事のポイントです。
そのためプロによる劣化診断と適切な下地処理が欠かせません。
大切なお住まいを長く守るためにも、まずは現在の外壁の状態を正しく知るところから始めましょう。
大津市で外壁塗装をご検討中の方へ
外壁に色あせ・白い粉(チョーキング現象)・コーキングのひび割れ・苔やカビの発生などの症状が見られる場合は、塗り替え時期のサインかも知れません。
彦根塗装は「外装劣化診断士」の資格を持った建物診断のプロが現在の建物の状態を細かく丁寧に確認・調査しております。そして診断結果に基づき、適切な補修方法・下地処理方法・塗料選定を行い、お客様に最適な塗装プランをご提案しています。
「外壁にひび割れがある」
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という方は、お気軽に無料診断をご利用ください。
大津市・草津市・彦根市をはじめ滋賀県全域対応しております。
有限会社 彦根塗装 プロタイムズ彦根店
一級建築塗装技能士/一級防水施工技能士
雨漏り診断士/外装劣化診断士 小林 俊文